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日常のあれこれ

今の時代モノの良さで戦っても勝機はないのであれば比較すべきはサービス等のモノを提供する際の付加価値に重きが置かれるのでは、ということは店頭人員の強化は必須というように思うのだけど、他者の事例やら仕組みがどうこうみたいなことを聞いていたら、多分開発と製造にいる人間と店頭の人間の温度差が大きくて、知識を与えるだけ、受け取るだけ、ではなく、その知識を自分のものとして噛み砕いて理解して自分の言葉で他者に提供することができる人間がいなさすぎるのでは?というところに行き着いた
正しいかどうかはわからない

話の合う販売員の方が今月限りで退社されることになり、弊社が契約を打ち切りにしたようなかたちでこういう結果になって、また先日のパンのことを思い出す
商品部の人たちに専門や美術系の人よりもそういうのを学んで来なかった人たちの方が多分多くて、結局のところ上に上がっていけるのはそのへんのご機嫌伺いの上手い人なんでしょう、辞めるって伝えて社員にならないかと提案もされたけどわたしはそういうの絶対嫌だしね、ということを話していて、完全に同意してしまう自分がいた
ぽっと出の若造の口先の知識がメーカーの販売員の商品への愛に勝てるわけがない

3年後どうしてたいかと聞かれて、ここにいるかもわからないけどとりあえずどこにいても戦うことのできる武器を何かひとつで良いから手にしていたい、と思った
「何か別のことしてたいですね」としか言わなかったけど

大体何か曲を聞いているとするとミュージカルの音源をひたすらに流しているだけなのですが、さすがにめちゃくちゃ英語力があるわけではないので音として聞き流している状態で、なんとなく気になったところだけは意味がわかるような感じなので、実際のところはまあ半分以上歌の内容は理解できていないに等しい。音楽と歌い手のテンションと実際に見た舞台のシーンでイメージで補填しているような感じ。

それでもたまに何かの拍子でするっと歌詞が頭に入り込んできて、音が耳に入ると同時に頭の中で日本語に変換されて、ああこういうことを歌っていたのか、と理解できる時が本当にたまに、まれにあって、その瞬間の頭の中がクリアになる感じはとても気持ちがよく、非常に驚くとともにきっとこうやって取りこぼしていることがきっと何百、何千とあるんだろうなと思うとなんとももどかしいというかもったいないよなあという気持ちになる。

中国語とかもそうなんだけど、他人と言語が共有できないことでコミュニケーションがはかれないことが本当にもどかしくて、もっとこうできるのに、相手のことを受け止めてこちらの気持ちを伝えられるのにと思うことが多い。

ただ単に語学を勉強すれば良いだけなんだけど。

今更ながらお勉強の仕方がまったく分からないので何も進歩せず、相変わらず適当なノリで仕事中に英語の対応をしては連休は海外に飛んで適当な相槌を打っている有様である。

 

6月末に友人に誘われてノリで受けたTOEICの結果が先日出て、当日は読解の最後のほうで今までになく時間に追われてめちゃくちゃ適当に埋めたりしたからさぞわるかろうと思ったらなんと前回より全体で100点も点が伸びていて驚きのあまり声が出てしまいました。まぐれながらも嬉しい。

リーディングの点数がはちゃめちゃに低いということはそれだけ伸びしろがあるというわけで、なーんだ頑張ればもう100点くらい簡単に行くんじゃないのとか思っちゃったりするくらいには自意識過剰ですが、実際のところ全然勉強していないので本当にまぐれなんだろうという思いです。

 

そんな感じながら英語をもっと使いこなせるようになりたいなあと思う毎日。

言語しかり身体しかり自分の思ったとおりに操ることができたら最高だろうなと思う。

もっと頑張らなければならないけど頑張れないなーといういつも通りの甘えである。

仕事場に高校の時の部活の同級生が顔を出しに来てくれた。

いきなり名前を呼ばれたので何事だ?と辺りを見回したら久しぶりの顔がそこにあり、多分5、6年ぶりとかに会ったのだけど、前とまったく変わりない様子だった。

いつもお店来るたび探すのに全然見かけないんだもんと定番の言葉を言われたのだけど、なんだかその子に言われたそれはとても驚きがあって、部活の集まりみたいなものも全然してないし卒業後も1回しか会わなかったくらいだから、在学中はすごく仲良くしてたけどきっともう忘れられてるんだろうなあ寂しいなあと思っていたので、覚えていてくれて嬉しい・・と思わず口走ったところ「何言ってんの〜忘れるわけないでしょ〜」と笑い飛ばされて正直泣きそうになってしまった。

久々の友人は良い。頻繁に連絡をとらなくても続く仲ほど嬉しいものはないなと思いました。

同じ新宿同士また連絡するから酒でも飲みましょうやと言って別れた。

嬉しい出来事の記録でした。

今日の退勤後にたまたま荷物を片付けに裏に行く途中で通りかかったゴミ置き場の前で、納品されたままの状態の見るからに綺麗で美味しそうな良い香りのするパンを袋にまとめてはゴミ置き場に投げ入れているのを見かけてしまい、普段ならおそらくああ廃棄かというだけだったとは思うのだけど、その綺麗なパンたちのあまりの量の多さと香りの良さに思わず立ち止まってしまい、口を開けてしばし眺めてしまった

するとまあ当たり前なのだけどその作業をしているおそらくメーカーの方であろう人と目が合い、やはり思わず「これ全部捨てるんですか」と聞いてしまった

もちろん答えは「そうなんですよ、売れないので」とのこと

なぜ売れないのか聞くと「賞味期限が明日までで、明日期限が切れるものを売ることはできないから」だそうだ

なんて理不尽な話なんだろう!!ここにあるパンはまだすべて食べられるもので、期限の切れていないもので、誰も手をつけていなくて、商品として問題なく売れるものなのに!!!と叫びたかったけど叫ぶわけにも行かず、そんな・・もったいない・・・こんなにいっぱい・・・とうろたえることしかできなかった

本来なら売り切ることのできる量を仕入れたのに売り方の変更を急遽言い渡されて、その方法だと自分たちのものは売りにくいことは元々わかっており、結局これだけ売れずに残ってしまったという話のよう

「ね、ほんと、もったいないですよね、まだ食べられるのに」と笑いながら話すその顔はやっぱりどこか寂し気と言うか、納得いかないような煮え切らないような複雑な笑顔に見えた

もはやヤケクソというような感じでエ〜イと声を出してゴミ庫にパンを投げ入れる様子は本当に胸が詰まる思いで、ただただもったいない・・どうして・・としか呟くことのできない不甲斐なさで涙が出そうだった

そしたらその人は「いります?よかったら持ってってください」と言い、え!!そんな!!本当ですか!!!でも!!!!と動揺していたら「どうせ捨てちゃうんで、もらってもらえるほうが嬉しいです」だなんて言ってくれて、イベントで呼ばれて来たのに手作りの我が子同然のものをこんな風に捨てるはめになってしまって、それでもタダでもらってくれたほうが嬉しいとまで言わせてしまって、一体全体どういうことなんだこれは、うちの会社はこれで良いのか??と頭の中がめちゃくちゃになってしまった

実家なんでいっぱい持って帰れます、母も大好きなんで喜びます嬉しいとお言葉に甘えて2袋分ももらって、スタッフの方も「もらってもらえて嬉しいです」なんて言ってくださって、自分にはなにもできることがないことに申し訳なくなり「社が本当にすみません・・」と無意味に謝ってその場を離れた

 

自分でご飯を作って鍋に入れっぱなしにしてたら腐らせてしまい泣く泣く全て捨てたり、旅行までに処理しきれなかった葉ものの野菜の色の変わってしまったところを無表情でちぎり捨てたりすることのどうしようもない罪悪感のことを思い出す

こんなことがあってこの人たちはまたうちで売りたいと思ってくれるだろうか?

管轄が違うからなんともしがたいけど自分だったらもうこんなとこ絶対来ないとなってしまいそう

母親が生活困窮者の支援をしていて、最近はよく親戚の店に期限の近い商品を卸してもらえないかとかそういう話をしているのを聞いていたので、今回のその大量のパンを見てこれだけあればどれだけの人が食に困らなくなるだろうと思わずにはいられなかった

もちろん普段からそういうことを考えているわけではけしてないけど

 

今日は本当に思考の振り幅の大きい変な1日だった

忘れたくないことがたくさんあった

仕事の楽しさの新しい面に触れることができたのは良いことだけど、先に書いた作り手をが自ら自作のものを捨てる現場に立ち会ってしまったのは苦しいことだった

店頭に立ち寄る時間が作れたら直接お礼を言って、ちゃんとお金払ってまた買い直したい

人の手が加わっているものについて、その仕事に対しての正しい値段を支払うということ、技術の価値というかそういうものはボランティアやサービスではけしてない、みたいなことがもっとちゃんと広く認識されると良いなあと思う