bla bla bla

日常のあれこれ

先輩

「後悔しない選択をってよく言うけど、後悔しない選択なんてあるわけがないから、その時その時で最善だと思う選択をするのがベストだと思うんだよね。どちらかふたつで選ばなきゃならない道があって、選んだほうの道が良かったとか悪かったとか感じても、その選ばなかったほうの道のことって結局考えたところで実際どうなったかってわかるわけがないんだから、たとえあの時こうしてれば良かったなと思ったとしても、その選択をした時はそれが正解だと思っていたわけだから、その積み重ねをしていくしかないと思うのよ」

「今いくつだっけ?そっかーでもちょうど良いタイミングかもしれないね、結局なにやるかって自由だけど、歳をとる時間軸はみんな平等だからさ、きっぱり決めていく必要はないけどこのくらいの時にこうなってたいみたいな指針は持っていたほうが良いよね」

「楽しい仕事ってあるけど、わたしが先輩に言われたのは、楽しいからってそこのポジションにい続けたい気持ちは分かるけど、楽しいポジションこそ次の世代に早く渡さないとだめってこと。結局そこにあなたがい続けたらそこのポジションが空かないわけで、そうすると次の世代が詰まっちゃうわけだから、それって会社のためにはならないよねと。それに社員転換できる人っていうのもそれに挑戦できるポジションにつける人がそもそもいないわけだから、その機会を持っているんだからそれは使うべきだよねと。それで上に行けばポストが空くし、そうすると下も上に行けるから、それは結局は会社のためになることだからさ」

「でも間を空けないで動いてるのはすごい偉いことだと思う、人は幸せな時じゃないと正しい決断ってできないんだよ、だから無職挟んでから〜とかそういうのは個人的にはおすすめしないな。だってお金がただただなくなっていくって結構なストレスじゃない?負荷がかかっている時に決断してもろくなことないんだから」

「とりあえず母の日にカウンターに戻ってきてることがないように祈っているね」

「ここに帰ってこないことを願ってるからね」

わたし自身への想いとして、20代後半に差し掛かっても手取り15万の契約社員のままで実家で暮らしているという自分像にはなりたくはなかったから、ひとまず実家から出ることができて良かったし、これから今の家が解散した時に実家に帰る選択肢もない、なんとかして普通に穏やかに生活できるようになりたい、今月はいくら以内で暮らさなきゃだなというようなお金の心配をすることなく安定した生活を営めるようになりたい

圧倒的にスキルが足りていないのを感じるな、早いとこなんとか手を打たないとだよな

Skylight by David Hare

"I love you, for God’s sake. I still love you. I loved you more than anyone on earth. But I’ll never trust you, after what happened.”

 

A samuel french acting edition 

p97

 

skylight 見てKyraのこの台詞を聞いた時に思いっきり胸を打たれて、この作品を見ることができて本当に良かった…と思った

もう1回見たいな、それまでは頑張って本読みこむことにしよ

オンライン英会話のフィリピン人の先生

「チャリティーに寄付はしない。どこに行くのか、何に寄付すべきかわからないし、行くべきところに正しく届いたのか確認することもできないから」

「同感ね。わたしもしない。寄付をするよりも自分のためのお金が必要だし、よそにあげるだけの余裕はない。だからこそこうやって日々の仕事以外でオンラインでも仕事をしているし、他人のことよりもまず自分が先だと思うわ」

思考だだ漏れ垂れ流し

インフルエンサー企画というので出てきたストールは悪くはないけれどとりたてて何か特徴的かと言われれば別にそうでもない、という本当になんの変哲もないストールなのだが、そのインフルエンサーとやらがインスタグラムでさらりと羽織って宣伝しただけで途端にECでの注文が殺到してびっくりという話。

まずインフルエンサーってそんなに影響力があったのね、と初めて実感した。もちろん昨今のインスタ映えやらEC一人勝ちやら、自社でもインフルエンサーに助言を得て商品企画をしていますだなんだあるから存在自体は認識していたけど、実感としてそこまで影響力があるとは思っていなくて、言うてフォロワーン十万人やらPV数ン百万やらがなんぼのもんじゃという気持ちでいたので、まさかここまで受注が入るとは思わなくて。だって商品自体はなんの変哲もないのに。いつもあるのに。こんな感じのものなら。

そしてそれをふまえて、いや〜こんなに注文はいると思いませんでしたよインフルエンサー恐るべしですね、と販売員の人に話しかけたら「どうりで店頭に人が来ないわけだよ、みんなネットで買っちゃうのね」と言っていて、あっそういうことか、と思ったのだけど、それってつまりこの手触りとかサイズ感とかを自分の手で確かめることよりもそのインフルエンサーのスタイリングを模倣するだけで良いっていう観点で消費活動をしているわけだよね、それがECの勝利ってことならそんなつまらない話なくない?と思ったりして。

接客業なんていらないとか話しかけないでくださいバッグの設置だとか本当に接客販売に携わる人間をどこまでコケにすりゃ気が済むのよといつもイライラしていたけども、上記のことをふまえで考えてみたら、別に自分に合うかどうか、手触り肌触りはどうか、実際の色の見え方はどうなのか、と言った現物を見なければ分からないことはっていうのはあまり重視されていなくて、いかに写真映えするようなインフルエンサーの示すスタイリングをコピーできるか、みたいなところでみんな買い物してるのかな?と思ったらもうそれは比較の対象にはならないのではと。そんなのそもそも同じ土俵にすらのってないじゃないか。

まーそれでも確かに新しい購買体験ができなければ店舗の存在意義はないというのもわかるし、インスタグラムだとか諸SNSを適切に使いこなせてこそのマーチャンダイジングですよねとも思いますけども。まず自分の頭で考えて楽しむところじゃないの?画像見てあーいいなーポチ!だけで終わるなんて。いやわたしもやるけど。

わたしは自分の店が好きだし、お店のわくわく感とか特別な気持ちを得たいがゆえにお店に足を運んで買い物をするということ自体を尊重したいというか、その気持ちを持って来店された人々に最高の気持ちで帰ってもらいたいから一生懸命働いてできることないかと動くわけだけど(半々くらいの確率でブチ切れてるけど)

モノにこだわりのある人、頭で考えて自分起点で買い物を楽しむ人がいる限り接客業がロボットに置き換わることはないと個人的には思う。そうあって欲しい。

それって感情論に過ぎないのかな。もうそう言われてしまったら何も言い返せないけど。

とにかく利便性の一点だけで店舗に生きる人たちが潰されるなんてことがなくなってほしい。

誇りを持って店頭に立っている人で来店客に不快な思いをさせるためにいる人はいないし、その思いを受け止めてもっと広い視野で、広い興味を持ってモノやその背景まで味わってもらえるような仕組みができないものかな。

誰かを嫌ったり憎んだりするために生きているわけではないからさ・・・・

 

なんていう話を本当は誰かとキャッチボールしたいんだけどそういう話に付き合ってくれる人はひとりしかいなくて、わたしの心はしょんぼりしていくのでした。