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日常のあれこれ

少し前に恋人と別れたりなどしました
まだそういう話をしてから何日も経ってないけれど、正直自分でも驚くくらい喪失感とか虚無感のようなものにとらわれていて、本当に何もやる気が起きないし何をしていてもどこかぼんやりと惚けてしまうような状態が続いている
でも全体的な感触としてはけしてマイナスな感情ではなくて、ちらちらと頭のどこかでこれから変われそう、部屋を片付けようだとか、朝早く起きてみようだとか、そういうプラスの何かが生まれてきてはいる、ように思う(実行には移せていない)
バイト先の人には「別れてなんかスッキリしたように見える」と言われた。余程鬱々としていたのかもしれない。
確かに鬱々とはしていた。食事がとれなくて睡眠もとれなくて、結果的に体重は落ちるしクマはひどくなるしで散々だった。始終イライラしていた。
自分の選択は本当にあっていたのだろうか、もっと何かできたのではないか、と思わないでもないけど、これで良かったはず
別れ話をするその時まで自分が自分のことしか考えていなかったことに気付かなくて、本当に絶望した。それに気付いた瞬間涙が止まらなくなって、本当に申し訳ないと号泣した。おかげで半分くらいどんな話をしたのか覚えていない。
とてもよくしてくださった。この人でなければこんな別れ方もできなかったと思う。とても感謝している。
半年しかもたなかったなあと思ったけどちゃんと数えてみたら9ヶ月付き合っていた。留年した1年間をずっと一緒にすごしたのだな。別れ話をした日でちょうど出会って1年だった。
別れ話をした後の会話がほぼほぼ過去形になってて漫画みたいだなと思った。付き合っている間も漫画とか小説でしか見たことなかったようなことが自分にも起きていることを幾度となく実感したことを思い出す。


本当はもっと何か違うかたちで、というか、別れ話をしたその日のことをもっと鮮明に書き記したいと思っていたのだけど、話をしている間も言葉のひとつひとつがこぼれるように、聞いているというより聞こえるようなかんじでしか話を聞くことができなかったので細かいことが思い出せなくて、その時点できっと今のことを後で思い出すことはできないのだろう、そしてそれを後悔するだろうと感じていた。思った通りになっている。
忘れたくない、残しておきたい、こういう風に書いておきたい、と思っていたことがもっといっぱいあったのだけど、文字に起こすことがすごく陳腐に感じたというか、それをかたちにすることに対して頭の中でものすごい拒否反応が出ていたのでパソコンを開くことができなかった。
今はなんとなく友人のブログに触発されて書かなきゃ、というかんじで書いている。でもやっぱりあんまり書くことがない。
でもこの話を書かないと新しい話をここに書くことができないという気持ちもすごく大きかったから、やっぱり書く
二人羽織で書いてるみたい。


あと別れ話をしたあと、本当にいろんな人が心配して声をかけてくれた
気持ちがついてこなくて前からしていた約束を断ってしまったのに、友人は仕事帰りの寒い中ケーキを届けてくれ、「大丈夫、強い子強い子」と抱きしめてくれた
普段なら仕事中であれば連絡してこないであろう人が、仕事の休み時間を使ってメールをしてくれた
本当に周りの人に恵まれているのだなと実感したし、いつまでもぼんやりしてる場合じゃないなと、とりあえず動かないとかなと思った
しばらくは会いたい人以外には会いたくないとも思った
余計な付き合いを切って、会いたい人にいっぱい会おうと思う


付き合っていたときって何をしていたのかな、あんなことしたな、こんなことしたな、こういうこともあったかも、こういうとき何してたっけ、とぽつんぽつん思い出す。意外と思い出せないことが多いことに気付く。
もっと頑張って別れない方向でなんとかできたのかもしれないと思わないこともないけど、でももう人付き合いはいいかなとも思う
やっぱり虚無感。でもマイナスな気持ちじゃない。
今はまた別のことに意識がむいてきつつあり、それに振り回されてああどうしようもないなと思う
期待するのは疲れるな
がんばっていきる


全体的に気持ちの切り替えついたら、また恋人に会いたいと思う
それまでぼんやり。