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日常のあれこれ

呉服屋の店員と話した

成人式の振り袖パネルみたいなのがあったので誰かしってる人おらんかねーと見てたら「知ってる人いますか?」と声をかけられた
次の成人式に出るのでおそらく知り合いはいないですねーから始まって振り袖の話になって、ただただ友達のトイレを待っているだけだったのにいろいろとご教授いただけたのでラッキーである
>親の振り袖を使う場合も、帯や小物を今流行りのものに差し替えるだけで全然印象が変わる
>最近の帯は昔と比べて20センチほど長いので、昔のものだと短い為に飾り結びが限られてくる
>帯締めは単色ではなく何色か入っているのが主流になってきている
などなど
まあ店員からすれば客引きのためのセールストークみたいなもんなんだろうけど、声かけてくる店員の話なんてつまらないし面倒以外の何者でもないのに比べて、今回の話のなんとおもしろいこと
ということで家帰ってからなんとなく避けてた振り袖の話を母親としてみた


帯だけでも今後のことを考えて汎用性の高いものを一本持ってても良いんじゃないかということで話したりした
でもその帯が着物の中では一番値がはったりするのである
昔は友達の結婚式とかでも着物を使うことが多かったので、帯から何から一式そろえてしまうことが結構普通だったのだけど、いざそろえたところで着物を着る機会なんてそうそうなくて、そう考えるとたかだか成人式のためだけに一揃い買うのももったいないと思ってしまうのが母親の考えでした
そうだねえ確かに言われてみればねえ
言葉のニュアンスでしかないけど「成人式のためだけに」ってところに悲しい気持ちになったりした
まあいいや
実際いろいろ振り袖の件ではぐちゃぐちゃ言い合ったりもして、親のを着るのはすごい嫌だったんだけど、今日冷静にまた写真見てみたらやはり素敵なの着てるなあと素直に思ったので、みんなの前撮り見て着たい欲が高まってるのもあって着るのがちょっと楽しみになってきた(安易)
やっぱり着物反物の話になると親子で話がとまらなくなる
いつか絵付け体験とかもしてみたいねえなど旅行の話までしてしまった笑


で、なんとなく仕事のこととかもぼんやり考えて(個人的に)
なんかこういう伝統工芸みたいなのやってみたいなあとか思うんだよね最近
ただただ夢でしかないんだけど。
染め物とか織物とかだったり、花火とかだったり、もっとべつの工場っぽいものだったり
そのへんあやふやだけど、なんか職人的なもの、そういう技術職みたいなのについてみたいなと思ったりする
それって全然現実的じゃないのかな
なんか自分の中だと「何考えてんだかね」って気持ちがちょっとある
でも今までものつくりをしていて、デザインとかよりもガラスだったり陶芸だったり、そういうものを作っていたときの楽しさみたいなものが原動となって、美術が好きになっていったところは大きいんだよね
デザインについて考えるよりも、技術を学んでいきたいなあと思う
まあ詳しく知らないから想像で良いところだけくみとって楽しんでる部分はあるけどね


二十歳まで後少しだ
なんだか気持ち落ち着かないのである