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日常のあれこれ

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ずっと気にかけてたフィルムが見つかった
白黒でいつから入れてるのかわからないけど、4年のゼミ展で写真と一緒にそれを撮った壊れたオートボーイを展示した時にカメラの中に入れていたもので、その展示で「まだフィルムが余ったまま入っているのでご自由に撮ってみてください」と書き添えて置いておいた結果が入っている
自分が撮ったものと、誰かわからない他人が撮った何かが入っているはずのなんだかよくわからないネガだということは確かである
早く現像してもらわなければ〜〜

で、そのフィルムは卒制の箱の中の壊れたオートボーイの中でずっと眠ってたんだけど、久々に手作りの箱たちを見てやっぱり箱っていいな…としみじみ思った
特にL判の本型の箱がかわいい、磁石入れて蓋が勝手にあかないようにしてまた作ってみようかな、なんて箱のことを考えてたら突然中学生の時に美術の授業の"自分の箱庭を作る"という課題で賞をとったこと思い出した
全員に木製の箱とそろいの縁だけの蓋がくばられて、好きなものを使って自分だけの箱庭を描いてくださいみたいな感じだった
たしかその課題は楽しくて仕方なくて、仮の設計を組んだら迷うことなくスラスラと組み立てることができ、頭の中のイメージをほぼほぼ完璧に立体に起こせて満足のいく出来に仕上げられた記憶がある
そして気付いたら市内の美術展?みたいなのに持って行かれて、展示を見に行ったら前後逆に展示されててオイオイと自分でひっくり返して帰った気がする
そのまま自分の手には戻ってくることなく、結局今あれがどこでどうなってるのか知る術もない
写真を撮ったかどうか覚えてないので、どんなものだったか確認できるかも不明
作品自体は箱の中をキャンバスに見たてて絵の具を散らし、実際にミニチュアのキャンバスも立ててそこに絵を描き筆を置いたりというものだった
作ってて楽しかったから覚えている

しかし考えてみたら共通の課題とはいえ中学の時に既に箱を扱った作品を作っていてしかもそれが楽しかったということは、やっぱり何かしらの縁があるのかな?と思わざるを得ない
箱いいよ箱、いまだに箱見るとわくわくする

ゼミの教授が「結局小さい時に好きだったことが原点になる」って言ってたな
思わぬところでいろいろつながるもんだな