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日常のあれこれ

店頭で男性客が近くにいたので何かお探しのものございましたらお伺いいたします、と声かけをしたら顔を上げて数秒こちらをじっと見てきて、な、なんだ?と思ったら「その眼鏡すごく可愛いね、どこのブランド?」と言われ驚いた
もう少し前には中年男性にも「とても良い眼鏡をしているね…最高だよ…」と至近距離で言われて怯んだりもしており、とにかく男性ウケが良い気がする
職場の女性陣には眼鏡外した方が良いと散々言われるけれど

そういえばニューヨーク行った時に地下鉄のエスカレーターで前に乗っていたご婦人がパッと振り返って「あなたのその眼鏡とても良いわね」と言ってもらって感動したことを思い出した
気に入って身につけているものを褒められるのは嬉しい

眼鏡は四角い形で横幅大きめのが好きなのでメンズものを選びがちである
今年こそ新調したいものだと思ったけどこの眼鏡も2015年の一発目に買ったやつだった
zoffさまさま、ありがとうございます

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"excuse me"の意味合いで本来ならば「失礼いたします」や「恐れいります」などの言い回しで良いはずのところを「申し訳ございません」と言っている人がいて非常に気になる
謝る必要のないところで謝っているのは正しくない
必ずしも正しいことが正解ではないこともわかってはいますが

手紙を書いている

1年という短い期間だったがお世話になった上司、独身の女性で、いつも身綺麗にしている方だった

あまりにも年齢不詳なので、ここで働く人は皆さん年齢不詳でらっしゃいますけどSさんも本当に若々しくてらっしゃいますね、と話したことがあり、そしたら「わたし独身でしょ、子育てとかそういうつらいことやってこなかったからね、その分やっぱり若くいられるのよ、やっぱりああいう疲れって出てきちゃうでしょ」とさらっと言っていて、すごい人だなと思ったことを覚えている

本当は上に立つ人として身だしなみを整えるだとかそういった初歩的なルールは率先して守るべきだとは思うものの、本人もそれを自覚しながらいつも爪をシルバーのマニキュアできらめかせていて、身だしなみチェックの日になると「ダメよ〜わたしひっかかっちゃうんだから〜強く言えないのよ〜」と隠れたりするような茶目っ気もあり、配属前の噂だと鬼のようなベテランが来ると聞いていた分親近感を覚えるようになったのだった

しかし仕事はちゃきちゃきと進めて、ベテランらしい貫禄もあり、クレーム対応等で話す言葉には確固たる意思と気遣い、話を聞く姿勢は素晴らしく、この人が話せばどんな事故案件も丸くおさまるのではという安心感もあった

理不尽な物言いに対しての「できないことはできないって言ってるんでしょ、ご説明もしたのでしょ、ならこちらからできることは何もありませんから」という姿勢は個人的には信頼のおけるものだった

下半期に入ってからはPOPの原稿チェックをしてもらう機会が増え、見せるたびに「良いわね〜この言葉の選び最高じゃない?センスあるわよ」と言って頂けて、そんな、そこまで持ち上げんでも、と思いはするものの、そういった些細なことで自信をつけていくことができたのも事実で、担当になって良かったなと思うことができた

この人に限ってだけでも1年だけの関わりでもこれだけ思い出すことができて、リーダーなんで入社時からお世話になっているのでもっといろいろ出てくるけど、他を知らないからわからないけどなんとも働く人には恵まれた配属にしてもらえて良かったなと思うばかり

 

別の話ではバイヤーがいったん休職をして大学に入り直すそうで、きっかけとしてはアウトプットを続けた結果のフィードバックを自身で肌で感じる機会が仕事量が増えるに連れて減っていき、商売ってなんなんだっけ、ということをあらためて学び直したいと思ったそうで

なかなか2年も休職させてくれる会社もないから、何かこの長い人生の中で考えてることがある人は思い切ってやってみたほうが良いですよ、わたしも大学で勉強し直して得た知識を持ち帰ってまた皆さんとお仕事できたらと思っています、と話していて、ああそんな働き方がわたしにもできるだろうか?と思ってしまった

頑張る余地は本当に本当にたくさんある

いま体力がある内でしかできないけど

でも本当に今の時間をこの仕事に費やしてしまうことが正しいのかが疑問

もっと上の人と話をしてみないと、自分をオープンにしていかないとだめなのかなあ

組織にいるというのは難しいことが多いな

 

今年度もラスト1日、4月に入れば新入社員が入ってきて、ついにびっくり3年目だー

内示が出た
わかってはいたけど同期がみんな異動になり散り散りになってしまった
さらに新入社員の後輩2人も店舗ごと異動になってしまい、そんなに大幅に変わるとは思わなくて驚いた
自分は予想通りでステイだったわけだけど
送別会でもなんとなくぼーっとしてしまって、なんだろうこの消えないモヤモヤ感はとずっと考えてたんだけど、小さい頃転向や引越しで会えなくなる友達の「手紙書くからね!」と言ったきりお互いなんとなく疎遠になる、みたいなことを連想したからだということに気付いた
きっと同期も後輩もほとんど会わなくなるんだろうな
ずっと一緒に仕事してたわけじゃないし、雇用形態の違いから何かと不満をためていたことも事実だけど、それでも同じ入社のタイミングで一緒になって同期だからって共にしてきたことも多々あり、そういう人たちが近くにいなくなるのは寂しいものだなと
後輩も自分のところの配属にいた人はみんな異動で、いなかった人だけが残るから、関わり合いの度合いとして寂しさは大きい
何より後輩たち好きだったし
今までの環境で初めてまともに関わった後輩だったからなー

来年度は多分人員的にすごく穏やかになるのでもしかしたら働きやすくなるのかな?という気もしている
ただ既にでかい案件を抱えるのが決まっているのがつらい
入社してから人には恵まれている気がするな、隣の地雷のようなお局が上に来ることも結局今のところないし

今度の面談で内勤の希望もしてみよう
装飾やPOPは契約でもやってる人いるようなことがわかったから
でもよくよく考えてみたら販売専門職で入ってるってことはそっちにはいけないのかな???
まあいいや相談してみよ
それでまた次どうするか進路考えよ
この会社でできることは本当にいっぱいあるけれど本当にここで、このままで良いのかなと思うこと多いな
社員転換するべきか否か全然決められない

ダメな時ってなぜかいろいろな憂鬱ごとが重なる気がするのだけど
この仕事ってなんのためにあるのかなとか
最高のおもてなしだとか感動の体験をとか言うけど、ただの御用聞きじゃないのと
わがまま聞いてうんうんそうだねわかるよわかるよと相手を肯定するだけの存在なのかなと
まあそんなことばかり思ったりしてしまう時期がきただけなんだけど

知識は絶対に勝つし自分の身を助けると信じているけど、時として正論は暴力になるというのもよくわかるし、「気持ちに寄り添う」という点では知識が関係をダメにすることもままある話ではあるとも思った
先日ミスをしてああ…となっていた時に、リーダーに「言葉をすらすらと言えるから、スマートに対応できてしまうから相手にカチンと来させてしまったのかもね」とフォローをされて、言葉自体はありがたいと思ったけどそれってもうわたしにできることなくない???となってしまった
もちろん真意はもっと深い内容であることはわかっているけれど、スマートであることでさえも否定されてしまったらどうしたら良いのかさすがにわからない
事務的な対応だとか、ともすれば機械的とも取られたんだろうかと
相手からの評価がすべてである以上わたしの言い訳なんてなんにもならないけどじゃあわたしはどうしたら良かったんだろう
この仕事してりゃクレームもらわない人なんていないしそんな自罰的にならなくて大丈夫、普段の仕事ぶり見てればそんなミス誰も信じないよ、これで足りないところがわかったと思って次に活かせばいいだけだから元気出して、なんて様々にフォローしてもらえてとてもありがたかったけど正直ほんとへこむ
どうしていれば良かったんだろう

お褒めの言葉を頂くとかもさ、そのために仕事をしているわけじゃないというか、それが一定の評価にも関わってしまっている以上目指すべき点の一つにはなってしまうのは仕方ないとはいえ、これだけ頑張ってもそんなの個々のタイミングでしか得られないのに、さもあなたは褒められないんですね、みたいな感じになってしまうのも本当に理不尽
結局他者からの評価でしか認めてもらえない
当たり前なんだけどさ

きっとこのタイミングで人と会っていたらいろいろとメンタル緩んで涙の一つでもこぼしていたかもしれない、そのくらい最近はメンタルがダメになっているのを感じる
この間の同窓会でベロベロになった同級生の手を引いて家まで送ってったけど、そういう一時の感情に身を任せて手なんかつないじゃったのダサいなってことをなぜか店頭でふと思い出した
強く生きなければ、しっかりしなければだめだ

そんな感じで考え事してたら後輩が定時になってもまだ仕事が残ってるというので少し手伝って、あんまり参考にならなくてごめんね、と言ったら「いや、今日はほんと○○さんいなかったら問い合わせとかも全然やばかったす、助かりました」と言われ、まさかそんなこと言われると思ってなくて、でも嬉しい気持ちで少し身体が軽くなった
問い合わせのこと答えられたのも在庫がわかったのもほんとにたまたまだったんだけど
メンタルが終わってる時だと救われるな、なんて思った

期待を裏切るとは、という感じ
寄り添うって何よ