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日常のあれこれ

ちょっと語ってみる

山本文緒のファースト・プライオリティーて本の短編なんだけど、
ニューヨークの超高層ビルに航空機がつっこむのをテレビで見てしまい、その事故の「当事者」のような状態になってしまう話がある
これだけ聞くとひどい話みたいだけど、この話好きなんだよね


で、その主人公の私はある日のバイト帰りに店長と帰って、急にめまいがして店長の家のトイレにかけこんじゃう
それで店長のベッドで休ませてもらったら、そばにあった雑誌の山に重なっていた「事故の写真が載った雑誌」を見つけてしまう


それに苦しんだ私を店長が見つけ、抱き締めて言う
「いいんだよ。当事者じゃない人間は当事者と同じ気持ちにならないで。いつか自分がそうなった時に頑張れば」


なにが言いたいかっていうと、最近わたし含めみんな病み気味で、いろんな相談しあってると思うんだけど、
それを聞いた人が辛くなってるような状況も見られる気がするのさ
その人の気持ちをよく理解してるのはすごいことだと思うんだけど、相談うけた側は苦しまなくていいと思うんだよね


素っ気なくないくらいの距離で相談聞いたりとかして無理しないでほしい
だってうける側は「当事者」じゃないから


ものすごーく恥ずかしくなってきた!
とりあえず苦しまないでねって話です(´・ω・`)


でも親身になって話を聞いてくれる友達がいるのは素敵なことだと思いました