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日常のあれこれ

友人の大学に行き、お世話になっている先生と撮影の打ち合わせをした。今日は暗室が使えないということで現像することはかなわず、友人の紙焼きの見学をしようかなと思っていたらちょうど印画紙がきれているらしくできないとのこと、わたしはというと現像済みのフィルムを持ってくるのを忘れていたので何もすることができず、結局1時間半かけて大学まで来たものの話し合いだけして帰ることとなった。現像済みのフィルムを持ってこようと考えてはいたものの、今日は現像作業だけ教えてもらおうと思っていたのであまり紙焼きのことは考えていなくて、でも友人に「え?持ってきてないの?わたし今日は紙焼きしないよ?」と言われた後の沈黙はとてもとてもつらかった。何しにきたのと言わんばかりの。いやその通りなんだけど。最近忘れ物が激しい。もっと気を配らなければ。
暗室作業に関して、友人が暗室を使う時にお邪魔して教えてもらう、というのだと効率的でないため、先生がご自宅の暗室を使えるようにするから直接うちにきてやればいいよ、と提案してくださった。本当に本当に面倒見が良いというかここまでしていただいて良いのだろうかというかんじ。やる気のある生徒にはとことん力になってくれるそうだ。たしかにそうなんだろうなあと思う。「何か撮影したいものはないの?今度の撮影はどういう風にするか何か考えはある?」という質問に対して、撮影したいものはないことはないのだけど上手く答えることができなくて、曖昧に適当にさらりと答えてしまってとてもいたたまれない気持ちになった。ひとりじゃ撮影できないのかあ、さみしがりなんだねえと言われてとても恥ずかしくなった。やる気のない生徒には興味も示さないという。いつか愛想を尽かされて見離されてしまうのではしまうのではないかと思うとぞっとした。でも。
しかし考えてみたら撮影に対する個人的なフットワークってあまり軽くない。ずっと頭の中で考えてしまう。モデル呼ぶだとかセット考えるとか、メイクはどう、衣装はどう、小道具はどう、と細々考えていくとすべてがしっくりくるまで時間がかかって、パッと画ができあがっても実際にそれをかたちにうつすための行動をすぐにとることができない。ひとりでやる自信がないのかもしれない。もっと瞬発力上げてフットワーク軽く行動するにはどうしたらいいのだろう。